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宗谷本線名寄駅の今と昔とダイヤモンドダストに出逢える名寄の魅力

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2021年10月 道北の旅
 

前回の記事

昭和の香りを残す名寄市の商店街

 

 

でも名寄っていわれても

 

北海道のどのあたりなの?

 

と、いう人のために

 

 

 

名寄市を紹介キラキラ

 

 

地図素材サイト(Map-it)より

 

上川エリアの地図をダウンロードしてみました

 

旭川のちょい上

 

といっても約70kmの距離

 

1時間半弱ほど

 

 

 

名寄市の人口は約27000人

 

天塩川と名寄川が豊かな恵みをもたらし

 

もち米は日本一の作付面積

 

アスパラガスは北海道有数の

 

作付面積・収穫量を誇る

 

農業を基幹産業とする都市です

 

 

 

観光資源はそれほど多くはないけど

 

 

夏ならひまわり畑ひまわり

 

 

 

 

 

冬にはサンピラー現象

 

 

が、見所ですキラキラ

 

 

 春夏秋冬、いろんな景色を魅せてくれる名寄市

夏冬の寒暖差が60度以上あり

 

豪雪地帯として知られています

 

 

 

冬の晴れた日の

 

気温がマイナス20℃以下になる朝方に

 

 

大気中の水蒸気が氷結し発生する

 

ダイヤモンドダストに

 

太陽の光があたって柱のように見える

 

自然現象を「サンピラー現象」といって

 

 

道内でもこの現象が見られる場所は

 

限られているそうです宝石紫キラキラ

 

 

 

前回の記事で

 

昭和から時が止まったような商店街を

 

紹介したように

 

今は人の少ない名寄市ですが

 

 

かつては宗谷本線の名寄駅から

 

名寄本線と深名線が分岐する

 

三路線が交わる街で

 

国鉄城下町として栄えていました

 

 

 

もらった観光地図に

 

緑の線と(名寄本線)

 

青い線(深名線)

 

ざっくり線を書き込んでみました

 

地図にもともと書かれている

 

深川と遠軽の間にある旭川から

 

名寄を通って稚内まで縦にのびる路線が

 

宗谷本線

 

 

 

 

かつて宗谷本線から分岐し東へ向かって

 

上川(かみかわ)興部(おこっぺ)紋別(もんべつ)

 

を通って石北本線「遠軽(えんがる)」

 

まで続いていたのが

 

名寄本線

 

 

 

 

 

名寄駅から西へ

 

幌加内(ほろかない)を通って

 

函館本線「深川(ふかがわ)」まで続いていた 

 

深川~名寄を結ぶ路線が

 

深名線

 

 

名寄駅は

 

3つの路線が乗り入れる

 

ターミナル駅で

 

 

 

rikuパパさんも名寄の街で

 

その昔、国鉄職員の家に育ったけど

 

周囲も国鉄にかかわる

 

お仕事をする人たちが

 

た~くさん暮らしていた

 

それなりに賑やかな活気のある街でした

 

 

 それが1987年

 

国鉄分割民営化に伴って

 

大規模な人員異動や希望退職があり

 

 

1989年5月1日に名寄本線が廃止

 

1995年には深名線が廃止

 

その後も宗谷本線の途中駅が廃止され

 

地域経済も大きな影響を受け

 

2020年には過疎地域の指定を受けました

 

 

当時の民営化にまつわるお話
 
労働組合と反対運動とか
 
JRになった後の暮らしの話とか
 
 
いろいろ聞いてはいたけど
 
 

なんだかねー
 
政治家だったり組合だったり
 
いろんな人の思惑に翻弄されて
 
その後の生活が一変して
 
街から人が流れて変わっていって
 
そのままJR職員として適応した人
 
受け入れられなかった人

 
 
 私の人生には国鉄でも
 
JRでもとくに影響はなかったけど
 
 
 
狭い街の人間関係の中でふりかかった
 
国鉄の終わり
 
都会ほどの選択肢のない北国の
 
赤字路線の民営化は
 
私が思っていた以上に
 
当事者にとっては
 
切実な出来事だったんだろうなと感じました
 
 
 
 
 
 

現在の街は

 

決して嘆くような街でもなく

 

私には十分魅力的に映ったけど

 

 

多くの店のシャッターが降りた

 

商店街を見るのはさみしいらしいです

 

 

時刻は23時をすぎて

 

人の気配を感じるのは

 

スナックだけか?

 

 


明かりは少ないけど

 

星は思ったほどは見えないな

 

 

と、思ったら

 

 

意外にも!?

 

駅に近づくと明かりが減って

 

 

見上げてみたら

 

たくさんの星が見えました流れ星

 

 

スマホのカメラでも写せたくらいキラキラ

(クリックで拡大可)

 

 

肉眼でみる星空はもっともっときれいでした

 

 


多分中心地からほんの少し離れれば

 

最高の星空が見られるうだろうな

 

 

 

 

名寄市は澄んだ空気で

 

星がきれいな街としても有名で

 

 

中心部から車で15分ほどの場所に

 

国内トップクラスの天体観測ができる

 

「きたすばる」という天文台のある街です

 

 

ここもいつか行ってみたい

 

 

 

 なーんて今まで名寄と聞いても

 

今回お墓を名寄に移す前までは

 


訪ねて行くほど近い親戚も住んでないし

 

わざわざ行って楽しいところなの?

 

ってくらいに思ってたのに

 

 

なぜだか初めて来たこの街に

 

妙に魅力を感じてしまって

 

この魅力をど~~~しても誰かに伝えたい!!

 

と、いう気持ちにとりつかれ

 

 

「北海道のローカルな駅まで

 

徒歩で向かいました」

 

というだけの記事を

 

ここまでひっぱるか??

 

って旅行記になっちゃったけどw

 

 

もう少しだけ

 

ここに今の名寄を記録させてください!

 

 

 

この旅はコロナ禍の久しぶりの遠出で

 

尚且つ観光地をさらっと巡る旅でははくて

 

その歴史や背景、人々の暮らしや想いを

 

想像しながらの街歩きってのが

 

感情を刺激されちゃったのかもですね

 

 

 

 

 

先ほど星の見えた駅の裏側から

 

駐車場を通ってロータリーに出てきました

 

 

ロータリーは比較的明るめ

 

 

なかなか雰囲気のある駅舎ですラブラブ

 

 

新しい看板と

 

 

古い看板と


昔使われていたものかな?

 

 

風格ありますよね

 

 

 

2021年時点の路線図

 

 

現在は「名寄」のお隣り「東風連」駅が

 

1.5km南に移動して

 

2022年3月~駅名は

 

「名寄高校前」駅になってます

 

 

 

東風連の1日の乗車数は22.8人

 

そのほとんどが高校生だったことから

 

 

駅を学校前に移設し

 

これまで東風連には

 

1日8本しか泊まらなかった電車も

 

新駅には快速も含め

 

24本が停車するようになって

 

高校生の通学が劇的に改善されたそうです

 

 

確かに毎朝駅から1.5kmの徒歩は

 

特に冬とか


きっとたいへんだったんだろうなと思います

 

 

 

廃線の危機のある赤字路線の

 

異例の駅増設


少しでも活性化につながるとよいですね

 

 



夜にふら~っと駅までお散歩してきたけど

 

発車時刻表を見てみると

 

上り下りともに最終電車は

 

22時16分の旭川行きで

 

すでに終わっていました

 

 

が、待合室にはお迎えらしき

 

人が数人待機してます

 

 

 

どうやらもうちょっと待つと

 

23時53分に名寄着の電車が来るらしいラブ

 

 

せっかくだから待ってみようよ?

 

 

 

と、まだちょっと時間はあるけど

 

昔話をしながら電車の到着を待ってみます

 

 

夜は無人になるようで

 

自由にホームにも入れそうだけど

 

 

無人の改札からホームをのぞいてみました

 

 

名寄駅のホームは、宗谷本線の駅としては

 

かなり立派な駅なんじゃないかと思うけど

 

 

3路線乗り入れていた頃は

 

もう少し活気があったんだろうな~~

 


 さらには機関車が走る姿を想像したり

 

 


そうそうrikuパパさんの親は

 

機関車の運転が出来たらしいです

 

 

 

時代の移り変わりとともに

 

昭和50年の12月で全国から

 

SLの姿は消えてしまったけど

 


今でも旧名寄本線の線路上に

 

SL除雪列車「キマキロ」が展示されていて

 

すぐ近くを走る宗谷本線の車窓からでも

 

見ることができるそうです

 

 

SLが展示されている

 

「名寄市北国博物館」は駅から徒歩7分

 

夜じゃなかったら行きたかった悲しい

 

 

 

などなど思いを巡らせているうちに


 

 

最終電車が到着しました

 

 

電車はH100系、2020年運行開始の

 

2001年旭川デビューの新車両らしいです

 

 

もう少し前(といっても約3時間前)

 

21:01に来れば

 

特急サロベツ

 

 

翌朝9:54に来れば

 

特急宗谷が見られたようです

 

 

特急、かっこいいな~~~

 

時間があれば寄り道しながらの

 

普通列車の旅も憧れます

 

 

もうすぐ日付が変わる頃に

 

名寄に乗り入れた電車は

 

それなりに人が乗ってました

 

 

宗谷本線の最終電車は名寄止まりで

 

その先へ進む電車は

 

 

朝7:53の普通列車から

 

21:03の特急サロベツまで

 

1日7本(2021年10月時点)

 

 

終点稚内までは普通電車で約4時間

 

特急でも約3時間

 

北海道は広いですね

 

 

 

今でもだいぶ本数の少ない名寄から先の路線は

 

廃止の危機が噂されているようです

 

 

乗客の少ない赤字路線は残すべきか?

 

と、いうと

 

”べき”ではないんだろうけど


 

交通を税金で支えることは

 

よくないことなのか?



感情論で税金を使い続けるには


負債が大きすぎて

 


なんにしても地元の人だけで

 

支えていくのは難しい鉄道

 

 

全ての路線を残すことは非現実的でも

 

アイディアか?どこかの企業の力か?

 

変化をしながらも


残せる道はあるものか?

 




 

あれからずっと考えてるけど

 

ほんとまさにただ考えてるだけ



何もできず


ただ見た景色をここに記録してます

 

 

 

 終電到着時刻の名寄駅

 

 

タクシーは名寄市内へ送るのか?

 

その先の駅へ向かうのか?

 

毎日同じ人をのせるのか?

 

お客さんを乗せて走り出すと

 

 

駅には誰もいなくなりました

 

 

人気のない夜の商店街

 

 

 

道の真ん中を歩いてみたり

 

 

ロケ地みたいだな

 

 

 

昔遊んだお店や家も

 

賑やかだった記憶とは

 

違う姿になっていたようだけど

 

 

いくつかの明かりの奥からは

 

時折笑い声が聞こえてきました

 

 

 

翌朝は早から法事があって

 

あの後再び旭川に戻る予定なので

 

まだまだ知らない名寄がたくさんありそうだけど

 

 

いつしか鉄道の旅で

 

観光スポットも巡ってみたいです

 

 

 

新幹線後ろ新幹線真ん中新幹線真ん中新幹線真ん中新幹線真ん中新幹線真ん中新幹線真ん中新幹線真ん中新幹線前

 

 

わざわざ名寄に観光のため訪れる人は

 

少ないかもですが

 

旭川や層雲峡を拠点に旅して訪れるのはありです

 

 

 

でもあえてこのあたりに泊まるなら妄想で

 

がらっと日常から引き離してくれそうな

 

気になるお宿をピックアップしてみましたキラキラ

 

 

 

 

 

 

国内も、魅力的な非日常旅が

 

無限にありそうですね

 

 


2021年秋の北海道★旅のもくじはここから

 

 

 

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