花かぐらのランチの後は
神楽坂周辺買い物したり散歩したり
Googleマップをみながらすすで行くと
心惹かれる場所が現れました
なんか惹かれるよね?
うん惹かれる
呼ばれた気がするよね?
呼ばれた気がする!
と
意見が一致したので
鳥居をくぐって境内へ
赤城神社は
正安2年(1300年)から
続く神社ですが
天保13年には火災で
昭和20年には戦災によって
焼失しているそうですが
現在の社殿は平成22年に
「赤城神社再生プロジェクト」として
再建された建物で
ガラス張りの神社なんてはじめてみたけど
このおしゃれすぎる建物は
隈研吾氏がデザイン監修をしているそうです
さらには神社の敷地内には
隈研吾氏が監修を務めた
マンションが建っていて
その一階にカフェがありました
「あかぎカフェ」
ランチもスイーツもおいしそうです
なんとなくご縁を感じた場所では
御朱印をいただくことにしてます
今度はカフェも含め
ゆっくり訪れてみたいです
参拝を終えたら
住宅街を歩いて
予約の時間にあわせて
美術館に到着しました
7〜8割くらいは外人さん?
と、思われるこの施設は
草間彌生美術館です
ヴィヴィットな色使いと水玉模様の作品で
有名な草間彌生さんですが
象徴的な水玉模様が実は
統合失調症の幻聴や幻覚から
実を守るために書き始めたものだと聞いてから
彼女のことがとても気になって
検索してみたり想像してみたりして
新宿に美術館があると教えてもらってから
ぜったいいつか行こうと
思っていたのがなかなか行けず
前回の神楽坂散歩の時に
お友達も実は行きたいと思ってた
と、意見が一致して
即神楽坂第2弾企画を立てました
予約はうまっている日も多いようで
人気があるんですね
2023年4月29日~ 2023年9月18日
展示は
草間彌生の自己消滅、あるいはサイケデリックな世界
入ってすぐに見えるのは
初公開となる1960年代後半に
ニューヨークの個展で発表した
六角形のミラールームシリーズの最新作
「平和への願望はひとつひとつ輝くばかり」
万華鏡の中に入り込んだよう感じで
色は次々とかわっていきます
(元の動画には顔や声が入ったので
つなぎ合わせて適当な音つけてます)
草間彌生さんの作品は単一モチーフの
脅迫的な反復と増殖から生じる
自他の境目が消えていくような感覚を
“自己消滅”と呼び
さまざまな制作手法で表現されていますが
今期の作品展示では自己消滅の作品表現に加えて
作品世界に見られるサイケデリック性に
着目しています
「サイケデリック」とは
平常では得られない強烈な知覚体験や
その状態を表す言葉
鏡の反射と光の明滅などによって
観るものを恍惚とさせる作品表現には
幻覚剤がもたらす知覚の変容を追体験させるような
視覚効果と重なり合うものがありますが
草間彌生のサイケデリック性は
幻覚剤がもたらす
人工的な知覚の変化とは本質的に異なって
幼い頃からの幻覚の恐怖を克服しようとする過程で
必然的に生み出されたものです
草間彌生さんは10才の頃から
幻聴や幻覚に悩まされていたそうですが
彼女が生まれたのは1929年(昭和4年)
今でいう統合失調症が
精神分裂病とよばれるよりも
さらに前で
治療薬もなかったどころか
法律的にも精神病者監護法って
危険な精神病者を監護義務者=家族が
しっかり監置=監禁しましょうねって
のが定められちゃうようなそんな時代に
幻覚体験を作品へと昇華させることで
なんとか生きていたのだと思うと
すごいな、、、
ミラールームのある1階から階段をあがって
2階3階は撮影不可エリアになってます
ペインティング、コラージュ
映像、絵画、立体などなど
作品の数は思ったよりも少なめですが
内容は濃い気がします
展示の中にははだかの男女に水玉を描く
ハプニングと呼ばれる映像があって
ヌードなどの表現があるというような
注意書きもありました
彼女の作品全般
好き嫌いはありそうだけど
芸術と賞賛されるか
過激と顔をしかめられるか
賛否もあるのだろうけど
芸術なんて別に
万人に受け入れられなくても
誰かの心に触れられれば
それでいいんだろうな~と思いました
草間彌生のいう「自己消滅」を
ほんの少し体感出来るお部屋
「I’m Here, but Nothing」
水玉に見える世界に溶け込んで行く感じです
水玉のお部屋を出たあとは
水玉のエレベーターにのって
明るい光が差し込む屋上に出ます
「真夜中に咲く花」
花弁の中心に描かれた眼は
サイケデリックムーブメントと同時期の
アメリカに現れたフラワーチルドレン
(ベトナム戦争への反戦を示すために
花や花模様を身につけた若者たち)
を想起させ、草間彌生さんの幻覚と
60年代の精神を伝えるものとなっている
とのことです
水玉の作品を楽しもう~
と、思って気軽な気持ちでいって見ると
やや物足りない気がするかもしれない
美術館ですが
彼女の内側にあるものを
ほんの少し感じながら
独特の世界観にどっぷりつかってみると
十分すぎるほど見応えのある
強烈な余韻を残す
不思議な世界でした
記念にお土産を
ポップなのか?毒々しいのか?
よくわからないけど
手元に置いておきたい水玉カボチャ缶
中身は万人に愛されるあのお菓子
ヨックモックなので
おいしくいただきました
ジェットコースターで何を叫ぶ?
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